ポジ2016/04/14

EOSキスにしてから2年くらいの間、
リバーサルフィルムを使っていた時期があって、
その間の紙プリントがほとんどなかったので、
見覚えの無い写真がちらほら出てきて面白かったです。

この安価なスキャナーでポジをスキャンすると、
どうにも白とび気味なのですが、
まぁ、それでも見れないよりは見れた方がずっといいので、
インデックス代わりということで割り切ってスキャンしています。
 
そのうち、デュープ出来るようになんか作ろうと考えてます。



紙のアルバム2016/04/18

なんといってもアルバムは重いし、かさばるので、処分します。
30年以上も経つと、台紙はシミだらけ、かぶせのビニールシートはシワシワです。
案外もたないものですね。

そのまま捨てるのは もったいないので、デジカメで複写しておきます。

照明の写り込みに注意してセッティング。
スマートリモコン機能を使って、
タブレットのプレビューを見ながら原稿位置の微調整をして、
リモコンシャッターで撮ります。
カメラ側をまったく触らなくても、どんどん撮れるので、楽なはずなんですが、
ずっとしゃがんだままの作業は結構きついです。

とりあえず6冊、240ページほどを撮影して、グッタリしました。

プリントでとっておきたいもの200枚ほどをポケットアルバムに救出して、
あとは捨てました。
台紙からはがしたプリントの裏にはノリがつぶつぶ残って、
これを取るのも手間でした。

1日がかりで、なかなか大変な作業でした。
その割には、減り目が見えません。。。。


変色ネガ2016/04/19

古いフィルムの中に、赤紫色っぽいネガがあって、
このネガをスキャンすると、
どうにも黄色と青色が分離したみたいな へんちくりんな画像になってしまいます。
空が黄色かったり、髪の毛や影が青かったり。。。。

フィルムの銘柄のせいかとも思いましたが、とびとびだったり、
ずっと昔の1980年頃のポケット110はすごく綺麗にスキャンできたりで、
昔のが劣化してて、全部ダメってわけではないみたい。
ポケット110の1985-1986年頃、135の1987年頃のにダメが多いみたいです。

よくよく見てみると、
ちょうどその時期は学生で、
学校のある東京と自宅のある新潟を休みのたびに行き来していたので、
DPEはあちこちに出していたんです。
それで、どうもその頃に新潟のラボに出してた分がダメみたいなようです。。。

たしか新潟では、フジカラーの工場送りの取次店に出していたと思うのですがねぇ。。。。

誰のせいなのかはこの際おいておいて、なんとかならないかなぁ。


イエローで補正!?2016/04/19


もともとネガって、
色が偏ったり、ずれていても、
プリント時に補正して、好ましい色を出せるという仕組みなので、
ネガのベースオレンジ色の違いの影響ってことはないような気がします。

カラープリントの自動補正の原理は、
カメラの露出を決めるときと同じように、
色を全部混ぜ合わせると18%グレイなるという、
これを基準としているはずで。。。
(カラープリントキットについてくるカラー判定セットによると
そういうことのはず)

たぶんスキャナーなんかもそうなる点を
ホワイトバランスの基準点となるよう計算しているんだと思います。

ネガフィルムは シアン、マゼンタ、イエローの色素の層が
順に重ねられてカラー画像の元ができているので、
一番表面にある黄色の層が一番劣化しやすいんだと思います。

スキャン後の画像に黄色のシミが出ていることがありますが、
反転して考えると、
ネガ上の黄色の色素が失われているのでしょうかね。

黄色が弱っていると、
スキャン後に反転させられることで、青が弱いこととなり、
画像としては、黄色っぽくなるはずです。
読み込み後のホワイトバランスの自動調整計算の結果、
青の強度が異常に上げられて、青飛びがおきてしまい、
それでもまだ黄色が残ってしまうんでしょう。
(???ちょっとあやしい)

ホワイトバランス調整時に青のレベルをあんまりあげなくてもよくなるように、
補助的に黄色のフィルターを追加して、
黄色のレベルを底上げしてやったらどうなのかなと思いました。

カラープリントキットにはCMYフィルターが揃っていますから、
その中から黄色のフィルターをネガにかぶせてスキャンしてみます。
Y30を足してみたところ、少しよくなったように見えるコマもありました。
しかし均等に劣化しているわけではないので、
シミのようなものはそのまま残りますし、
ムラもでています。

気休め程度には良くなりましたが、
根本的には変わり映えしませんでした。



フィルムスキャンはほぼ終わり2016/04/21

ライカ以前のフィルムはほとんどスキャンが終わりました。
日付も付け終わり、マックの写真アプリの中で行儀よく並んでいます。

色やゴミの補正は続けてやるとかなり疲れるので、
暇みて少しづつやろうと思います。

ライカ以降は、レンズ買っちゃ意味のない写真を多々撮っていたので、つまらないネガはほとんど処分済みです。
少し残っている分は、気が向いたらスキャンしようかな。。。

それよりフォトブックの準備を少し始めましたが、
これは台紙のアルバムに写真貼るのとは違って、
まとまりを考えないといけないようで、難しいなぁ。

で、ブックに使うデータは、
やっぱりこのスキャナーのものでは満足行かなそうなので、
デュープできるように進めようと思います。



紙の写真2016/04/23

ネガのスキャンはほぼ終わり、
人からもらったりしてネガがないプリントをスキャナーでデータ化して、
今回の作業のメイン、釣りのアルバムの複写も終わりました。
手順は先週と同じで良かったので、
今回はさほど面倒もなく300ページほどの撮影ができました。

紙の写真は1000枚ほどだけを残しました。
240枚入れのポケットアルバム5冊に入れておきます。

今回通しでプリントを眺めてみたことで、色の変移みたいなものもわかりました。
本当に綺麗なカラープリントは1990年頃からですね。
途中の2年ほどに使ったポジからのダイレクトプリントはなんだか荒っぽくて好きになれない色になってました。

あとネガスキャンの時に問題になっていた変色ネガの分は、
プリントもおかしげな色になっていました。
変色したのか、元からそうだったのか?
なんとなく、もとから良い色ではなかったように思います。。。
ネガ現像処理がうまくなかったのかな???

ということで、その部分の画像は諦めるしかないようです。